Weekly Wrap No 7

ウィークリーラップ(ダイジェスト)No 7

In the Weekly Wrap, Martin and Simon take a look at the state of the fleet as many of them cross the equator and point their boats towards the run to Osaka. Morning Star is still in front with Chinese Whisper just behind and Martin places a call to Jo to see how she feels and also chats to the boys on Kraken about how things are going for them.

今週のWeekly Wrapでは、MartinとSimonは大阪に向けて赤道を越えたフリートの様子を振り返ります。Morning StarはまだChinese Whisperの前にいます。MartinはMorning StarのJoと電話で話し、またKrakenのクルーとも軽快なおしゃべりをしています。

【日本語要約】
この動画覚えてますか?
RobynがChinese WhisperのRupertとGregに「このイベントでのChinese Whisperの大きな挑戦は何?」って聞いた時、
Gregは「すでにソロモン諸島にいるボートを捉えることさ」と答え、Rupertは「S&S34のことか。マジかよ!?」って笑いました。
Martin「確かにマジかよって感じですね。Simon、Chinese WhisperとMorning Starはすごいバトルをしていますね。」
Simon「本当に素晴らしいです。Chinese Whisperは62フィートのとても速い完璧なレース艇なので、小さいボートをすぐに捉えるだろうと思っていました。ですが差は縮まれど、JoとPeterはまだ彼らを抑えています。これからの天気の状態次第では面白いことになりますね。」

Martin「それではMorning StarのJoと電話で話してみましょう。やあJo、調子はどう?」
Jo「いい感じよ。」
Martin「残りの距離が600マイルを切ってシドニー・ホバートよりも短い距離になったね。もうそこまでたどりついたんだよ。ところでChinese Wisperが迫ってきているのは感じるかい?」
Jo「そうね。彼らはもうすぐそばまで来ているの感じるわ。でももし、あんなに大きくて速い船で頑張っているのに、私たちを追い越して行かないんだとしたらびっくりすると思う。」
Martin「そんなこと言わないでJo、これはレースだ。何が起こるかわからない。Force Elevenを含め、君たちにはタスマニア州の家族や友達など多くの応援している人たちがついているじゃないか。」
Jo「この長いキャンペーンのためにサポートしてくれた全ての人たちに本当に感謝している。もしそれがなければ、ここまでたどり着けなかった。ついてない日でも彼らがくれる応援のメッセージはとても助けになっているわ。」
Martin「スタートする前に食料などの準備について紹介してくれたね。あれはうまくいっているかい?」
Jo「たくさん食べ過ぎちゃったわ。でも日本に着くまでに最低45〜60日間分を用意したから、今の調子だと家に帰るまではまだ十分に残っていると思う。」
Martin「風向風速計が調子悪いみたいだけど大丈夫かい?」
Jo「最初はそんなに問題じゃなかったけど、風向を示すのが遅いので、結構頻繁にトリムとか調整したりしないといけないわ。」
Martin「次のチャレンジは日本に近づいた時、どのように攻めるかだね。」
Jo「そうね。それはちゃんと考えてる。うまくいくか見てみようと思う。」
Martin「参加してくれてどうもありがとう。僕も明日日本に向かうから、何かあったら何でも言ってね。」
Jo「ありがとうMartin。日本で会えるのを楽しみにしているわ。」

Martin「Morning Starにギアのトラブルがあるだけでなく、Blue Water TracksにUtopia、そしてLord Jiminyなどの他艇も様々な問題を抱えていますね。」
Simon「このようなタフなリーチングコンディションではギアに相当負担がかかります。準備したスペアパーツが活躍することになりますね。」

Martin「Allegroはとても良い状態ですね。」
Simon「彼らはほとんど止まることがありません。面白いのが今週追い風だったのでフラットな状態でエアコンをかけて冷蔵庫とNetflixを楽しんでいたことです。これはびっくりしましたね。」
Martin「あなたが出場した時はNetflixを持っていきましたか?」
Simon「私たちの時は鉛筆とチャートを持っていっただけだったよ!」

Martin「The EdgeとBartolomeについてはどうですか?」
Simon「彼らはスタートしてから糊付けされたように並んでいますね。このバトルを見るのは素晴らしいですね。一方は先行し、もう一方はゆっくりと迫っていっています。今週はBartolomeから初めて船内に小さな火災があったというレポートがありましたが、うまく対処できたようで良かったです。」

Martin「RunawayとMatrix間のバトルも印象的ですね。Pogo 40と古いボートが競り合っています。」
Simon「Runawayは本当に良くやっています。スキルのあるクルーとこのレースのために作られた軽いボートは表彰台に立つチャンスがあります。」

Martin「先週ソロモン諸島の東側をとったLord JiminyとMaverickは西側をとった艇と比べてどうなったんでしょうか。」
Simon「かなりイーブンなんじゃないでしょうか。次の北東の貿易風を捉えたら東にコースをとったアドバンテージが出るかもしれません。」

Martin「MaverickのSun Fast 3600のライバル艇のKrakenのToddと電話が繋がっています。」
Todd「はい、こちらはKrakenです。どのケバブをご注文なさいますか?」
Martin「やあ、僕はWeekly WrapのMartinなんだけど、ガーリック抜きのラムのケバブをお願いするよ。実は鳥のケバブが好きなんだけど、まだあるかな?」
Todd「鳥はもう飛んで行きました。もう戻っては来ないんじゃないかな。彼はラムを持って帰ってくるはずだったんだけどね!」
Martin「冗談はさておき、KrakenのToddとDubboと話しましょう。君たちはライバルのSun Fast 3600の2艇を抑え込んでいるよね。うまくセーリングしていて結果が楽しみなんじゃない?」
Todd「そうだね。でも早く熱帯を抜け出したいよ。日本に向けて良い風をとらえたいね。」
Martin「君たちはかなり多くの共にセーリングする時間を過ごしてきたんじゃない?」
Todd「もう7年になるよ」
Martin「君の昔のボートであるThe Edgeが前にいるけど、とらえることができるかな?」
Todd「努力はしているけど、10日間のスタートの差はやっぱり大きいので難しいんじゃないかな」
Martin「赤道を越えた時はどうだった?」
Todd「その時、ちょうど日の出を撮ることができたよ。僕にとっては初めてだったけど、Dubboは海軍にいたから、すでにもう何度も体験している。赤道通過の儀式ではクルーには何の害も起こらなかったよ。」
Martin「もうすぐ終わりが見えてくるけどそれは感じるかい?」
Todd「まだ数週間はセーリングは続くから、表彰式には間に合うようにしたいね」

Martin「西にいるKrakenと東にいるMaverickのどちらが勝つでしょうか。」
Simon「Krakenのクルー達は経験豊富なので打ち負かすのは難しいでしょうね。」

Martin「最初に赤道を越えた時のことを覚えていますか?」
Simon「あの時はゆっくりしたアプローチだったけどとても興奮したよ。出発の前に妻が作ってくれたシャンパンなどを入れたパックでお祝いしたよ。」

Martin「では天気についてお願いします。」
Simon「ちょうど赤道を越えたばかりの6艇のグループは、次の数日間は良いセーリングができると思います。リードしている艇は亜熱帯高圧帯が目前に広がっていて現在の緯度と交差します。後ろ側の艇はまだ興味深い天気が訪れそうです。」
Martin「Blue Water Tracksにはまだ多くの道のりが残されていますね。」
Simon「まだまだ多くの天候に左右されそうです。」

Simon「これが二人で行うウィークリーラップの最後の放送になります。なぜならMartinはレースのフィニッシュに立ち会うため大阪に向かい、私はここに残ります。Martin、君は大阪で多くの歓迎のためのスモールパーティーに参加するんだろ。本当に羨ましいよ。私はこちらに残ってプロテストを処理したりするよ。」
Martin「そうですね。頑張ります。ではまた来週のウィークリーラップでお会いしましょう!」