Weekly Wrap No 5

ウィークリーラップ(ダイジェスト) エピソード5

A busy week  in the Sundance Marine Melbourne Osaka Cup that saw our 4th start plus the suspension of racing due to a cyclone off the northern coast of Australia. Martin and Simon look back over the last 7 days and take a look at conditions facing the fleet as they get under way once again.

【日本語要約】

サンダンス マリン メルボルン大阪CUPの忙しい週は、4番目のスタートがあり、オーストラリアの北岸に発生したサイクロンによるレース中断がありました。Martin とSimonは過去の7日間を振り返り、フリートがどのような状況に直面したのかを見ていきます。

Martin「皆さんウィークリーラップにようこそ。Simonようこそ、今週も素晴らしい週でしたね!」
Simon「本当に!今週はどうして私がレースディレクターになる為にボランティアしたのか不思議に思うようなタイプのものでした。今回天気の専門家から多くの助けを受け、同様にルールの専門家を育てることにもなりました。」

Martin「この週の間は最後のスタートがあったわけですが、風のない中のスタートになりましたね。」
Simon「信じ難いことですが、4つのスタートの内、3つが天候のせいで延期になりました。
4番目スタートのスタート時間直前に風が止んでしまいました。私たちはいつになったらスタートできるんだろうと思うぐらい待ちに待って、風を捉えるまでに1時間40分もかかってしまいました。風が吹いて来て、それが3、4ノットぐらいしかないのにChinese whisperが滑り出していくのを見て、なんてマシンだよ!って思いましたよ。」

Martin「海岸線を上るにつれて、面白いバトルが繰り広げられました。」
Simon「Sun Fast 36は常に競り合っていました。私たちが思っていたOpen 40同士の間ではそれ程の競り合いはありませんでした。」

Martin「沖合にいた艇には恐らく大変な週でした。サイクロンはレースに大きなインパクトを与えましたね。」
Simon「天気の専門家はこのようなことは時々起こり得ると言いますが、私たちが真剣に天候を見た月曜日の状況はやはり驚きでした。Cyclone IRISはカテゴリー3のサイクロンで、風速60ノットで突風が80ノットもあります。」

Martin「このため西側の特定緯度と東側の特定緯度に侵入禁止ゾーンを設けて、特定の経度を越えないように指示しました。もしくはセーリングを中止する選択肢もありました。
Allegroは東側のオプションを取りましたね。」
Simon「これはNexbaとAllegroどちらの艇にもその可能性は開けていました。」

Martin「フリートへの通知で各艇はGold Coast BundabergとGladstoneに行きました。」
Simon「リスタートはかなり複雑ですが、皆が今海上に出て私たちの決定に対して多くの不平は出ていません。」

Martin「リスタートするためには、元にいた緯度に戻らなければなりませんが、経度にではありません。これはフェアですか?」
Simon「私たちはレース艇が元の位置へ戻るためには2、3日かかる場合もあるため、その頃には風がなくなるかも知れません。そこでこれが最善の方法だと考えています。」

Martin「私たちはAllegroと衛星電話で話すことができました。」

AllegroのAdrian「コンディションはかなり良いよ。サイクロンが通り過ぎたけど、それほど強風ではなかった。たぶん25ノットくらいかな。」

Martin「最近何か特別なことは起きなかったのかい?」
Adrian「Waterhen(クイナ科の水鳥)が一昨日突然現れたんだ。彼女はまさにサイクロンで吹き飛ばされて来たんだよ。水をあげようとしたんだけど、飛んで行ってしまった。その後姿を見てないね。

それから新鮮野菜が枯渇したから、デッキ上で青野菜を栽培しているよ。

あと、残りのフリートが後ろから迫っていて、どうやってChinese whisperから逃れようか考えているんだけど、風が穏やかになって来たからそれも難しいだろうね。」

Martin「先週もMorning Starは好調でしたね。」
Simon「彼女たちは依然リードを保っていて、一番最初にソロモン諸島のゲートを通過していきました。」

Martin「天気についてはどうですか」
Simon「ソロモン諸島を抜けて赤道に向かうには2つのルートがあります。このシチュエーションモデルはその異なる経路を示しています。各艇がどのコースを取るのかは興味深いですね」

Martin「今週も見てくれてありがとうございました。サイトとFacebookで最新情報をチェックしてください。では、また来週お会いしましょう!」