Weekly Wrap No 6

ウィークリーラップ(ダイジェスト) エピソード6

Our Weekly Wrap of news from the Sundance Marine Melbourne Osaka Cup 2018. This week with the fleet well under way after the suspension of racing, Martin catches up by phone with three skippers to see how the race is going for each of them.

サンダンス マリン メルボルン大阪CUP2018のウィークリーラップニュースです。今週はレース延期の後、順調に再開したフリートの3人のスキッパーに対して、Martinが電話でそれぞれのレースがどのような様子かを聞きました。

【日本語要約】
Martin「ウィークリーラップへようこそ。今週も多くのニュースがありました。先週金曜日はSouthportからリスタートしなければなりませんでした。これはサイクロンIrisによるものです。私たちは多くの数日間のレース中止に対する多くのプロテストがありました。

Blue Water Tracksはバウスラスターの修理のための停止から日曜日にレースに復帰しました。しかし残念ながら現在は更なる修理のため、Southportに向かっています。

フリートの大部分は現在ソロモン海にいます。この週は皆にとってとてもウェッティーできついセーリングでした。

The Edge、Allegro、Chinese whisper、そしてBartolomeはゲートを通過して赤道に向かっています。

週の間、天気の専門家はサイクロンに目を光らせていました。それは改善を脅かしていましたが、現在は大丈夫のように見えます。しかしサイクロンのインパクトはまだ残っていて、無風帯にも影響を及ぼしています。後ほどサイモンが解説します。

Lord JiminyとMaverickはソロモン諸島の東側を回っています。私たちはLord Jiminyに電話をかけて話しました。」

Chris Barlow「我々はソロモン諸島周辺の東側ルートをいつも通りたくて仕方がなかったんだ」

Martin「ゴールドコーストの途中下船の後、オートヘルムに起こった問題はどうなったんだい?」

Chris 「オートヘルムはまだ問題があって、それは完全には動作していない。オートパイロットにGeorgeという名前をつけていて、そのことは別の機会に話すけど、かなり頻繁にGeorgeに向かって叫んでいるよ。
このオートヘルムはどれくらい風が強いかによって違ったセッティングになるようにしている。
ここ数日、最終的には風が入ってきてとても良い走りをしていた。ボートスピードが18〜19ノット出ているのを見たよ。そんなスピードに達した時はとてもウェットなコンディションだった。
面白いことに、Paulと私はお互いのことをよく知らなかったんだけど、今ではお互いをかなりよく知り合っている。」

Martin「このレースの最も面白いストーリーの一つが、一番小さなMorning Starと一番大きなChinese Whisperとの間の追いつ追われつの関係です。私たちはChinese WhisperのRupertと電話がつながりました。

みんなが最も注目している関心事は、2艇の間には約1,000マイルの差があり、Morning Starはたった1,500マイルを残しているだけだ。君たちはMorning Starを捉えることができるんだろうか」

Rupert「それは僕たちが彼女らの2倍のスピードで走らなくてはならないことを意味している。ソロモン諸島の北側をMorning Starと同じようなコンディションで走れたらそれは可能だろうね。」

Martin「Chinese Whisperは東海岸を平均10ノットのスピードで走っていたね。」

Rupert「かなりきつかったよ。僕らはCoffs Harbour辺りからサイクロンIrisの北側までは、ただ寝て起きてセーリングするようなかなりきつい状態だったけど、僕らはまだ乗り越えていると思う。」

Martin「そんな大きなボートをコントロールするのはどんな感じなんだい」

Rupert 「いつも以上に先を読んでいかないといけないから難しいね。
数日前にスコールにあったんだけど、それが終わった後いきなり流木にぶつかったんだ。翌日はスタンを修理しなければならなかった。全く予期していなかったよ。」

Martin「Chinese whisperは集団の先頭にいて、Lord Jiminyは東にいます。それでは集団の真ん中にいるRunawayと話をして見ましょう。」

Daniel 「僕らはうまくいっていることにとても満足しているよ。いくつかのボートと同じようなスピードで走れないのは分かっている。だからタクティクスで最善を尽くしている。
Tomは以前にもこのレースを経験していて、事前に何がうまくいって、何がうまくいかなかったかをアドバイスすることができた。
今回のレースはとても風が強い中を長く走っていて、このボートはそれに適していないからとても難しいよ。
今は暖かいから、僕たちは少しものを乾かしたり洗濯をしたりしている。
ボートのパフォーマンスには本当に満足している。多くの準備をしたけど、今のところうまくいっているよ。」

Martin「それでは最後にSimonに現在のレース状況について聞いてみましょう」

Simon「ソロモン諸島の北側に位置する2番目のグループから1,000マイル離れてMorning Starが先頭にいます。

それから東側を行くLord JimmyとMaverickを除いた多くのフリートがひとかたまりになっています。Utopia 2001とBlue Water Tracksは修理のために後方にいます。

無風帯の天気は水曜日までは穏やかで、その後風が吹いてくるので、ソロモン諸島の北側グループはうまく行くでしょう。」

Martin「今週の赤道通過も見逃さないでください。それではまた来週お会いしましょう。」